ブログの初期設定で、
カテゴリーのスラッグをうっかり
日本語のままにしてしまった、
という方は多いのではないでしょうか?
「スラッグが日本語だと、
URLが記号(%E3%83%8B)の羅列になってしまう」
という問題は、SEO評価の分散や、
リンク切れ(404エラー)の原因となりかねない、
ブログ運営における致命的なエラーの一つです
この記事では、現在日本語になっているカテゴリーのスラッグを、
安全に英字に修正し、SEO評価を完全に維持するための手順と必須プラグインを解説します
関連記事:💰 ブログ初心者が月5万円稼ぐステップ完全ガイド|WordPressで最短収益化する戦略
1. なぜ日本語スラッグは危険なのか?

日本語スラッグ(例:https://blog.com/category/お知らせ/)は、
ウェブ上でエンコードされると以下のようなURLに変換されます
https://blog.com/category/%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/
この記号の羅列が原因で、主に以下の問題が発生します
- SEO評価の分散・低下:
長く複雑なURLは検索エンジンに好まれず、
シンプルでキーワードを含んだURL(英字スラッグ)の方が評価されやすい傾向にあります - リンク切れリスク:
URLをコピペしたり、SNSで共有したりする際に、
予期せぬ文字化けやリンクの途切れが発生しやすくなります - パーマリンクの不安定性:
サーバー環境によってエンコードの形式が変わる可能性があり、
URLの安定性を欠きます
2. カテゴリースラッグの安全な変更手順(3ステップ)
日本語スラッグを英字スラッグに安全に変更し、
SEO評価を失わないためには、
**「301リダイレクト」**という作業が不可欠です
ステップ①:新しい英字スラッグを設定する
- WordPressのダッシュボードで「投稿」→「カテゴリー」へ移動します
- 変更したい日本語カテゴリーにマウスオーバーし、「編集」をクリックします
- 「スラッグ」欄の日本語を削除し、
**英数字(ハイフンつなぎ)**で新しいスラッグを入力します
(例:oshiraseやnewsなど) - 「更新」ボタンを押して保存します
- この時点ではまだリダイレクトが設定されていないため、
古い日本語URLにアクセスすると「404エラー」が出ます
- この時点ではまだリダイレクトが設定されていないため、
ステップ②:必須プラグイン「Redirection」を導入・有効化する
ここで登場するのが、カテゴリーの引っ越し作業を担う**「神プラグイン」**です
| プラグイン名 | 役割 |
| Redirection | **301リダイレクト(恒久的な転送)**を簡単かつ正確に設定するための、ブログ運営者にとって必須のプラグインです。 |
関連サイト:ワードプレスRedirection
- WordPressのダッシュボードで「プラグイン」→「新規追加」へ移動します
- 「Redirection」を検索し、インストールして有効化します
ステップ③:301リダイレクトを設定する
Redirectionを使って、古い日本語URLから新しい英字URLへの転送を設定します
- 「ツール」→「Redirection」へ移動します
- 「リダイレクトを追加」セクションで、以下のように入力します
- ソースURL(古いURL):
変更前の日本語スラッグを含んだURL全体、
または^/category/日本語スラッグ/(.*)
のように正規表現で設定します- 例:
/category/お知らせ/
- 例:
- ターゲットURL(新しいURL):
変更後の英字スラッグを含んだURL全体を入力します- 例:
/category/news/
- 例:
- ソースURL(古いURL):
- 「リダイレクトを追加」ボタンをクリックします
これで、Googleなどの検索エンジンや読者が古い日本語URLにアクセスしても、
自動的に新しい英字URLへ転送されるようになり、SEO評価の損失は発生しません
3. 注意事項:カテゴリー変更の3大リスクと対策
⚠️ 注意事項①:必ず301リダイレクトを設定すること(最重要)
301リダイレクトは、
**「URLが恒久的に移動しました」**
と検索エンジンに伝える最も重要な手段です
これを行わないと、
それまでの日本語URLに集まっていたSEO評価や被リンクの力がすべて失われます
⚠️ 注意事項②:正規表現(Regex)での一括処理を検討する
カテゴリーのスラッグを変更すると、
そのカテゴリーに紐づくすべての記事のURL
(パーマリンクにカテゴリー名を含めている場合)
も変更されます
記事が大量にある場合は、
Redirectionの「正規表現(Regex)」機能を利用して、
カテゴリーのURLパターンを一括で転送設定することをおすすめします
- ソースURL (正規表現をチェック):
^/category/日本語スラッグ/(.*) - ターゲットURL:
/category/英字スラッグ/$1
⚠️ 注意事項③:変更後も古いURLにアクセスしない
リダイレクトが正しく機能しているか確認したら、
意図的に古い日本語スラッグのURLを自分で使ったり、
ブックマークしたりするのは避けましょう
常に新しい英字スラッグのURLを使う習慣をつけましょう

⭐️ まとめ:Redirectionで未来のブログを守る
カテゴリーのスラッグ修正は、
ブログを本格的に運営する上で避けて通れない重要な作業です
- 新しいスラッグは必ず英数字で!
- Redirectionプラグインは必須!
面倒に感じても、この「301リダイレクト」設定を行うことで、
過去のSEO評価を守り、
将来にわたって安定したブログ運営が可能になります
\ YouTubeやってます /









